更新日:2023/07/09
公開日:2023/06/06
テレワークが増え「社内勉強会」が注目されてますが、続かないケースが多いようです。「社内勉強会」はただのコミュニケーションや情報共有だけではなく、自分たちでチームを成長させられることに価値があります。「社内勉強会」や「ナレッジ共有会」を成功に導き、チームが成長できる運営メソッドとコツをご紹介します。
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01.社内勉強会・ナレッジ共有会とは、はじめに知っておきたいこと
01.社内勉強会・ナレッジ共有会とは、はじめに知っておきたいこと
02.よくある失敗「意味ない」「続かない」
02.よくある失敗「意味ない」「続かない」
03.成功させる進め方・スケジュール
03.成功させる進め方・スケジュール
04.会社を納得させるコツ、会社に応援してもらうコツ
04.会社を納得させるコツ、会社に応援してもらうコツ
05.テーマ設定方法(集め方、決め方)
05.テーマ設定方法(集め方、決め方)
06.受講者ニーズの確認、インタビュー・アンケート設計方法
06.受講者ニーズの確認、インタビュー・アンケート設計方法
07.講師の決め方、依頼方法
07.講師の決め方、依頼方法
08.講義内容・資料の作成方法
08.講義内容・資料の作成方法
09.事前告知・参加者招待のコツ、リハーサル方法
09.事前告知・参加者招待のコツ、リハーサル方法
10.開催当日の段取り、振る舞い、ファシリテーション
10.開催当日の段取り、振る舞い、ファシリテーション
11.開催後アンケートの設計、振り返り方法(分析・活用)
11.開催後アンケートの設計、振り返り方法(分析・活用)
12.開催ログの共有、文字起こし記事化方法
12.開催ログの共有、文字起こし記事化方法
13.参考資料(事例集、テーマ一覧、各種テンプレート)
13.参考資料(事例集、テーマ一覧、各種テンプレート)
社内勉強会・ナレッジ共有会とは
※非エンジニア向け、エンジニア向けで特性が異なります、本マニュアルでは非エンジニア(ビジネスメンバー)向けの会を対象としています
- 概要
- 目的:社員が社員を成長させること
- 内容:ナレッジ・ノウハウ・スキル・実績・最新情報の共有やレクチャー
- 補足:「社内勉強会」と「ナレッジ共有会」は別の意味として扱われることもある
- 特長
- 同じ会社の社員が講師になるため説得力があり、会社独自の環境で即活用できるように情報を提供できます
よくある失敗
社内勉強会に関連する検索キーワードを調べてみると、「社内勉強会 意味ない」「社内勉強会 続かない」というネガティブなキーワードが出てきます
社内勉強会が「意味ない」と思われてしまう理由
- 受講者が聞きたいテーマではない、体系的でない
- 内容が薄い
社内勉強会が「続かない」理由
- 本業が忙しいと準備が間に合わない
- 満足度が低い(受講者だけでなく講師も)
成功する進め方・スケジュール
テーマ設定方法(集め方、決め方)
- 体系的であり、背景が必要
- ターゲットと提供する情報を明確に(誰に何を)
- テーマは運営側から出すのではなく、集める
- テーマの決め方は即効性のありそうなテーマから
講師の決め方・依頼方法
- 活躍している人、活躍をみんなが認知している人
- 参加者も集めやすく説明に説得力がある
- 経験の浅いメンバーに少し背伸びさせてみるのも効果的
- 講師本人の成長に繋がり、メンバーのモチベーションにも繋がる
- 資料作成スキルは不要
- 講義内容の構成は運営側から提供しても良い
講義内容・資料の作成方法
準備の負荷を下げて内容を濃くする設計
- グランドルールを作成(運営側)し、講師と受講者に事前告知する
- 20分話す分だけ用意する(1時間分は用意しない)
- なるべく自分では資料を作らない
- 自分がそのテーマのスキルを身につける以前の頃のことを思い出してもらう
開催当日の段取り
- 資料を用意してカッチリ話す方法から、座談会ラジオのような方法まである
- 資料はなくても良いが話す内容は必ず作っておく
- 会の目的やグランドルールを説明する(資料作成に時間をかけない、基本的にカメラONなど)
- 1時間の配分(説明20〜30分、質疑応答15〜25分、アンケート収集5分、バッファ10分)
- ファシリテーターと、講師の相手役(うなずき役)を作る
- zoomで録画する(文字起こしのため)、講師にはスポットライト機能を当てる
- 参加型のコンテンツではチャットで意見を集めるか、別のスプレッドシートに一斉に書いてもらう
- 勉強会アンケートは会の時間の中で書いてもらう
開催後アンケートの設計、分析・活用方法
- 満足度の数値評価を付ける
- 感想ではなく、気づきを確認する
- 受講者も運営に関わってもらう
- 勉強会アンケートを書いてもらう時間を取る
開催ログの共有、文字起こし記事化方法
- (作成中)
- 文字起こし、記事化
- 動画共有 字幕
- 資料共有
参考資料
まとめ
社内勉強会は講師と運営側の負担を軽くすることで成功できます。
講師や運営側が頑張れば頑張るほど受講者が満足してくれるわけではありません。
上手に負担を少なくして、回数を重ねることで、満足度の高い社内勉強会を運営できます。
社内勉強会により得られる情報が増え、メンバーの成長や自発的なアクションが期待できます。
ぜひ、みなさんも社内勉強会にチャレンジしてみてください。
社内勉強会 コンサルティングサービスの紹介
弊社cacumoでは上記で説明した方法からさらに準備の負荷を下げたい方への支援や、運営のマネジメントやアドバイスなどお手伝いしております。お気軽にご相談ください。
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